おやま防災について

2020年4月、小山市市民活動センターの呼びかけで小山市社会福祉協議会、とちぎボランティア団体YAMBEの3団体が集まり「おやま防災」は誕生しました。過去2度の被災から得た経験と反省を活かし、災害に対する支援体制を整えることを目的として 活動しています。目標は、「ヒト」と「モノ」が災害支援につながるようなネットワーク作りと、市民の防災意識の醸成です。

 

■事業内容
災害支援のネットワーク作り
防災意識の醸成

■構成団体(連絡先)
小山市社会福祉協議会
☎0285-22-9501

小山市市民活動センターおやま~る(ゆめ評定)
☎0285-20-5562

とちぎボランティア団体YAMBE

白鴎大学 め組白鴎(休止中)


これまでの災害支援


平成27年 関東・東北豪雨災害

台風の気圧配置により発生した線状降水帯は、栃木県初の「大雨特別警報」が発令される“50年に一度といわれる”大雨となり、市内各地区で1,525棟が床上・床下浸水の被害を受けました。

活動期間
2015年9月11日ー11月6日
支援件数 358件
活動人数 1,216人


はじめての災害ボランティアセンター開設

市内初となる災害ボランティアセンターを、本部(神鳥谷庁舎)とサテライト(大行寺、下泉)の3拠点体制で開設しました。ボランティアや運営スタッフ、 活動資機材など、 支援活動に必要な“ヒト”と“モノ”の協力が全国から集まりました。

令和元年 東日本台風災害

東日本の広い範囲で記録的な大雨を観測し104カ所で災害ボランティアセンターが設置される広域災害となりました。市内各地区で531棟が床上・床下浸水の被害を受けました。

活動期間
2019年10月14日ー11月14日
支援件数 52件
活動人数 141人


地元主体の支援活動を展開

広域災害となったことで、市外からの支援が見込めず、運営から活動、資機材調達までの多くを地元主体で取り組みました。前回の被災による経験やボランティアとのつながりが活かされ、被災者に寄り添った支援が行われました。


小山市外の災害支援

災害は今や全国各地で頻発しており、いつ、どこで、誰が被災者になってもおかしくありません。東日本大震災や西日本豪雨では、小山市から災害支援活動、復興支援活動に多くのボランティアが参加しています。

ボランティアバスの運行(東松島市、倉敷市)@小山市社協

復興支援活動(宮城県)@YAMBE

※とちぎボランティア団体YAMBEは、東日本大震災での支援活動をきっかけに設立された市民団体で、現在も宮城県内での復興支援活動に取り組んでいます